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【社員教育】情報と行動の格差が経営者と幹部の差の本質

七軍曹
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七軍曹
東京都出身。高校卒業後、信州で学生生活を送る。卒業後の1996年大手ハウスメーカー積水ハウスに入社。ラッキーパンチで、新人王などの成績を残したが、飛び込み訪問に限界を感じる中、どん底の体験をする。1999年ダイレクトマーケティングに出会い、セールス方法を研究・実践する。 2002年スカウトされ、「株式会社エルハウス」に入社。住宅営業として活躍する一方、2004年にはアメリカ・ボストンにマーケティング留学。帰国後は、長年培ってきた独自のノウハウの継承のため、セミナーを開催するなど、住宅コンサルタント、住宅アドバイザーの育成にも力を入れる。2011年以降は、数社のグループ会社の立ち上げや運営にも携わり、サラリーマン経営者として、活躍。 現在は、工務店の現役役員として、マーケティングと経営に力を注ぐ一方、全国数十社のオーナー経営者、経営幹部・リーダーと共に、メンバーが望む人生を手に入れ、主体的にライフもワークも楽しむ仕組みづくりを行なっている。自称フロー父さん&七軍曹。夫・父・子・リーダー・フォロワー・コーチ・アスリートの1人7役を楽しむ

現在、現場で起こっている現象は、
「情報格差」と「行動格差」である。。。

 

こんにちは。網倉です。

今月も、「 社長の知恵袋 右腕・セカンドオピニオン 天の川レポート」を、
お届けします。

今月の天の川レポートも、社長が外注するもう一人の右腕の考えとして、
お読みいただければ、嬉しいです。

いつものように、質問はお気軽に。。。
どうぞ、よろしくお願いします。

 

なんちゃって幹部。共感してくれる幹部が多かったです。。。

先月号では、「なんちゃって幹部」を、取り上げました。

この文章を書いている時は、私自身、非常に耳の痛い話しで、
書いていて、「はぁ〜」と、ため息がつい出てしまったり、
まだまだ出来ていないところがあるなと、

再確認したりなど、嫌になることも、本当に多かったのですが
(ビクビクしながら、書いていたのですが。。。)、
結果的には、書いて良かったと、思います。

 

特に、私と同じ立場のサラリーマン幹部の仲間たちに見ていただいたことで、
彼らの考えも、私と同じなのだと、改めて気がつけたこと。
そのことが、本当に、良かったと、考えています。

彼らからの反響も、大きかったのです。

「網倉さんも、私と同じ狡さや腹黒さと、日々、戦っているのですね。。。」

「これからは、無意識で思っていた事を、意識化して、戦って行きます」

など、とても、多くの本音の感想を、いただく事ができました。

 

なんちゃって幹部のレポートを読まれたサラリーマンには、
大きく分けて二つの反応パターンが、ありました。

 

社長の会社の幹部の方は、どちらの方でしたでしょうか?

 

ひとつのパターンは、力のある、器のある、
伸びしろのあるサラリーマンだと、私が感じたパターンです。

彼らは、きちんと、今置かれている状況に、
今の自分自身の実力に、直面する事ができていました。

具体的には、私の問いかけに、しっかりと、返事をくれました。
(しかも、24時間以内に、返事をくれました。)

そして、レポートの感想を、しっかり自分の言葉で、
勇気をもって、伝えて来てくれました。

自分自身の耳の痛い話しにも、耳を貸し、出来ていないことを、認めた上で、
それでも、卑屈になる事無く、今の自分自身との実力の差を、
みとめながらも、未来の目指すべき方向性を、言語化されていました。

 

このような方は、きっと、普段のビジネスでも、
困難やピンチがあったときでも、きっと、それを逃げずに取り組む事で、
チャンスに変えて行くのだろうと、思いました。。。

 

もうひとつのパターンは、全く返事が無い人です。
(1週間以上経っても、返事がなかったり、感想を書きますと、返事はきたけれど、それっきりで、その後は、全く音信不通になる人。)

これは、たまたまの共通点ではないと思うのですが、
全く返事がない彼らは、どちらかと言うと、
いつも、失敗やうまく行かない事の原因を、人のせいにしたり、
環境のせいに、する傾向がありました。
(つまり、自分自身以外のコントロールできない事に、原因を求める傾向がありました)

 

相手は、どのように考えているのか?
(このなんちゃって幹部レポートで、網倉は、一体、何を伝えたいのか?)に、
フォーカスするというよりは、

むしろ、自分の立場を多く考えてしまう傾向があったり、
感情に支配され、妄想的な発言があったりする傾向がありました。

 

誰しも、自分自身の実力が無い事を、認めたくありません。
自分にとって、都合の悪い情報には、耳を塞ぎたくなるものです。
自分ができないことには、チャレンジしたく無いものです。

 

サラリーマン幹部は全て、
まず最初に、レポートを読んだときの感情は、
誰しも一緒だと思います。

 

でも、それでも、きちんと直面し、反応する、行動する人がいる一方、
その事から逃げたり、そのままにする人がいる。

やはり、今、ビジネスで求められるのは、
忍耐力だったり、リカバリー力、対応力だったりしますので
(つまり、チャレンジしてすぐに、結果がでるビジネスは、この世の中に無くなりつつあるので)

このようなストレスに、逃げずに、反応した人、行動した人は、
伸びしろがあるのだと、感じました。

 

実は、今回のなんちゃって幹部のレポートに対する反応こそが、
普段の私たちの仕事に、現れるのかなと、思っています。

 

会社でストレスがあったり、何かうまく行かない事があっても、
違うやり方や代替え案、第三の道で、
チャレンジしつづけることが出来る人なのだと、思いました。

 

つまり、ビジネスでピンチが、訪れた時に、
逃げるのか? 立ち向かうのか?

耳の痛い情報も、まずは、受け入れる器があるのか?
それとも、意識的に、無意識に、拒絶反応を起こすのか?
今は、出来ない事に、チャレンジするのか? しないのか?

 

普段、口で言っている事を、ストレスがかかった時にでも、
行動に移せるのか? 行動に移せないのか?

 

つまり、本当に会社がピンチになるとき、社長が困った時に、一緒に戦う人なのか?
それとも、直面できずに逃げる人なのか?
(私は、これが、一番大事な幹部の条件だと思っています。)

そのあたりが、はっきりと現れるのだと、思いました。

 

私たちサラリーマンは、オーナー社長とは異なり
、ビジネスで命を失うという、リスクを背負っていない環境で、
ビジネスをしています。

だから、いざという時に、ストレスがかかった時に、
力を出すには、普段から、ストレスを抱えた時でも、
力を出すためのトレーニングが必要です。

 

今回のトレーニング
(なんちゃって幹部のレポートを読んでいただき、感想を言ってもらう事。)

では、中には、まだまだ甘ちゃんの仲間も数多くいましたが
(反応できない。フリーズして、返事が無い)、

今後も、時には厳しい言葉を、聞いていただきながらも、
でも、私たちの未来の可能性を信じながら、
お互いに、切磋琢磨して行きたいと思います。

引き続き、よろしくお願いします。

 

それでは、今月も、張り切って行きましょう。

さて、今月の話題は、情報格差と、行動格差のお話です。

 

情報と行動の格差|時代の背景にあるもの

自転車にのって、泥だらけになりながら、訪問する毎日。。。

今月も、私の昔話から、はじめます。

しばらく、おつき合いください。。。

 

私、網倉が、社会人生活をスタートしたのが、1996年。

この年に、積水ハウスに入社した私は、4月から始まる、
1ヶ月の研修で、打ちのめされることになります。

「なんという、世界に入ってしまったのか。。。」

 

とにかく、人まえで話す事ができません。

とにかく、初対面の人と、全く話す事が出来なかったのです。

 

一ヶ月の缶詰研修は、地獄でした。

しかし、1ヶ月の研修のうちは、まだ良かったのです。

そのことに、あとになって気がつきます。。。

 

研修が終わり、GWあけから、現場に戻り、営業活動が始まりました。

これが、ぶったまげる位
(今でも、半年に一度、夢でうなされて、真夜中に、寝汗で夜中に起きます)
つらかったのです。

 

積水での新入社員時代は、朝、7時に会社に行きました。

朝礼で、みっちり、前日の訪問活動の報告をさせられたあと
(完全に外発的動機で、やらされ感満載でした。。。汗)
自転車にのって、訪問活動に出かけます。

 

夕方、暗くなるまで、18時、19時まで、ひたすら飛び込み訪問と、古い名簿
(過去先輩が回った、古い名簿なので、訪問時の対応内容は、嘘だらけで、下手な小説家より、うまく話しがつながっています)をひたすら回ります。
(注意)網倉は、そのようにして成長したのか? などとお考えになり、マネは決して、させないでください。念のためです。(今では、積水でも、そのような事は、しませんから。。。)

 

当時は、それが正しい営業と、信じて疑いませんでした。

しかし、今から考えると、本当に不思議です。

なぜ、あのような飛び込み訪問の営業スタイルを、疑う事無く、
毎日、毎日、やっていたのか?ということがです。

 

なぜ、そのような営業活動をやっていたのでしょうか?

それは、それ以外に、他に営業に関するやり方の情報が、無かったからです。

 

営業と言えば、会社から言われた、
飛び込み訪問なのだという情報だけしか、無かったからです。

 

人生を変えた、Windows95の発売。。。

実は、私が積水ハウスに入社した、1996年というのは、
とても、衝撃的な年でした。

前年の暮れに、マイクロソフトから、Windows95が発売され、
それ以降、多くのパソコンに、基本OSとして、それが入るようになりました。

そうです。

インターネットが、今までより、格段に、簡単に使えるようになったのです。
(私は、1995年に、卒論を書いたのですが、そのころのパソコン環境からすると、劇的に変わったというのが、印象に残っています。)

それから、4〜5年が経ち、2000年ころになると、
インターネットにつながることで、
次第に、多くの情報につながる事ができました。

 

もちろん、それまでにも、情報はあったのだと、思います。

ソコソコの本をそろえている本屋さんとかは、私が住んでいた街、松本にも、ありました。
(まだ、蔦屋や、宮脇書店は無かったです。)

 

そして、本屋さんに行き、営業本を、立読みしたりも、していました。

しかし、当時の本屋さんに置いてある本は、今現在に比べると、
(今は、海外で出版された最新の論文が、一ヶ月で日本に翻訳されてやってくる時代ですよね。。。)
どの情報も、古かった記憶があります。

つまり、1970年、80年ころ活躍していた営業マンの自慢話の本が、
多かった気がするのです。
(あるいは、大学教授の書いた、すごく難しい、高い本)

 

そんな中、1999年に、ダイレクトレスポンスマーケティングに、出会います。

 

なぜ、小さな会社に転職する、決断ができたのか?

ご存知のように、
神田昌典さんが中小企業に広めたダイレクトレスポンスマーケティングは、
アメリカで以前から広まっていた、
ダイレクトマーケティングが、元になっています。

このダイレクトマーケティングを、
神田昌典さんが、一気に日本の小さな会社に、広めました。

 

当時、私は、入社4年目。

自分より、5年、10年先をいく、先輩達をみながら、
自分の5年後、10年後を、想像していました。

 

5年後も、飛び込み訪問や定期訪問を、し続ける営業活動を悲観していた私は、
日経新聞の広告で、神田昌典さんの本の広告を、みつけます。

そして、その流れで、顧客獲得実践会に、入ります。

 

それから、エルハウスに転職するまでの4年間ちかく、
ダイレクトレスポンスマーケティングを学び、実践しました。

自分でチラシをつくり
(今から考えると、そりゃ、酷いチラシもありました。)、
自分でニュースレターを発行、紹介ツールを実践、
セールスのやり方も、全く違うものに変えました。

 

積水ハウスにはない、
とても、魅力的な、毎日の営業活動がはじまりました。

ワクワクする、実践していて、
営業をしていて、楽しいと、素直に思える情報に出会い、
それを、実践することで、行動することで、ビジネス力
(特に、マーケティング力、セールス力)を、つけて行きました。

 

そういう意味では、
当時の積水の未来の営業活動に、悲観していたからこそ、
新しい営業スタイル、新しいマーケティングノウハウに、
自然と目が行き、実践することができました。

ある意味、新しい事をするには、すごく恵まれた環境にいたのです。

 

社長の会社の社員さんは、今の環境が恵まれすぎています。
ですから、未来を悲観することもない。
新しい事に、チャレンジする必要もないと、
錯覚、勘違いしている場合が、多いのです。

 

当時、会社の人(支店長や店長)からは、

「大企業には、情報があつまる。やはり、大企業にいれば、ビジネスで必要となる情報があつまるから、ビジネスで成功する確率が高いのだ」と、言われました。(洗脳されていました。。。)

 

しかし、2000年を過ぎる頃には、
(この頃、ITバブルが起こっていますよね。。。)
実際には、大企業だから情報があり、小さな会社だから、
情報がないということは、嘘である、幻想である事に、
多くの人たちが、気づき始めます。

 

そして、私も、それを、肌で感じる事ができました。

 

なぜなら、私が学んでいたダイレクトマーケティング、NLP、社会心理学、
その他、さまざまな情報を、積水のメンバーは、全く知らないのです。

そして、もう、20年も、30年も前に、通用したやり方で、
未だに、同じ事を繰り返していたのです。

 

槍を武器に戦っていても、どんなに、槍の使い方を学んでも、限界があります。

全く違う、大砲を使う事にチャレンジしないと、チャレンジしようと思わないと、
今までのやり方から、離れる事はできません。

 

今までは、大きな会社だから、
大砲という武器を手に入れる事ができると、思われてきました。

しかし、インターネットの出現で、
小さな会社でも、新しいやり方を求めている、
小さな会社だからこそ、
大砲を手に入れる事が出来る事に、気がついたのです。。。

 

人脈についても、同じ事が言えるようになっていました。

確かに、1990年代は、ビジネスで人脈を作ろうとすると、
大きな会社にいた方が有利だったことは、事実だと思います。

 

しかし、インターネットの出現は、
情報だけではなく、人脈のおおきな壁も、壊しました。
つまり、同じ志を持つ人たちが、インターネットを手段として、
全国でつながるようになったのです。

 

2001年ころ、私は、積水ハウスで働きながら、
日本全国のたくさんのオーナー社長さんと、知り合う事ができました。

私が作っていた、チラシや、ニュースレターや、
さまざまな資料に、興味を持ってくれる社長もたくさんいて、
その方たちと、実際にOFF会などで、お会いしたりしていました。

 

その社長さんたちと、話しをしている時は、本当に楽しかったのです。

 

会社の仲間と、話しをしている時よりも、100倍楽しかったのです。

大きな会社でないと、ビジネスの仲間はできない、
人脈はできないという事が、
常識ではなくなったのも、この頃なのだと思います

2002年ころになると、大企業と、中小企業の情報格差は、
なくなる、人脈格差はなくなると、確信しました。

 

そして、2002年、夏。
神田昌典さんのダイレクトレスポンスマーケティングつながりで、
エルハウス平社長のところに、転職をすることに、なります。

情報化時代がやってきて、大企業と中有小企業の情報格差は無くなった。そして、社長とサラリーマンの情報格差も無くなると思った。。。

エルハウスに行ったときは、更に、衝撃的でした。

 

2002年当時、積水ハウスでは、
7年前のWindows95のOSを使った1台のパソコンを、5人で使っていました。
そして、社員個人のメールアドレスは、もちろん、ありませんでした。

 

しかし、エルハウスには、パソコンが一人に一台。

そして、メンバーが、それぞれのメールアドレスをもっていて、
営業活動に使う環境は、既に整っていました。
(使っていたのは、社長と私だけでしたが。。。)

 

大きな会社だけに、情報があつまり、小さな会社は太刀打ちできない。

という不安は、こえで、一切なくなりました。

大きな会社と小さな会社の情報格差が、無くなったのです。

 

そして実は同時に、
私は、社長とサラリーマンの情報格差も、無くなると考えていました。

 

当時、きこ書房の田中孝顕さんなどが、販売していた、
ナポレオンヒルや、カーネギーの成功法則のマニュアル
(自己啓発の教材)を、覚えている方もいると思います。

これらの自己啓発教材は、当時、300万以上していました。
(今は、このような過去、超高額で販売されていた情報が、1500円はオーバーとしても、1万、2万くらいで、簡単に手に入る時代になりましたので、このビジネスモデルは、終わりを告げています。。。)

 

私も、2000年ころ、さんざん購入しようか?
迷った時期がありましたが、さすがに、当時300万を、
自分に投資する事は、出来ませんでした。

しかし、インターネット出現以降、ビジネスの道具が、飛躍的に進化していきます。
(2004年には、ブログで、自分の考えている事を、不特定多数の人に伝える事ができるようになり、2007年には、小さな会社のオーナー社長が、本を出版できるようになります。。。)

 

ビジネスの道具の進化にともない、

当時は、数百万円していた、このような自己啓発情報も、
今では、簡単に手に入るようになりました。

 

社長がたくさんのお金を払わないと、手に入れなれないと思われた、
高額な成功哲学、帝王学も、
今はサラリーマンでも、簡単に手に入れることができます。
(注)私は、今でも、その多くを、本屋で立読みしています。立読みした本の95%は、読まない本なので、20冊くらい、立読みすれば、今の自分に必要な本に出会えます。そして、それだけ購入することにしています。その出会った本を、アマゾンなどで購入すれば、その本を購入した人が、どのような他の本を読んでいるのか? も分かります。その本をチェックして行けば、必要な本に、出会える確率も飛躍的に伸びるのです。

 

大企業と、中小企業の情報格差がなくなるのは、
もちろん、社長とそこで働くサラリーマンの情報格差もなくなると、思いました。

 

もし、そのようなことになれば、少数精鋭の気鋭の研究者だけが働く、
ものすごい研究室のような会社が、できあがると思いました。

私の生涯をかけてのライフワークのテーマのひとつに、
内発的動機により働く組織構築が、あるのですが、
その実現に向けて、加速していくと、すごくワクワクしました。。。

しかし、実際には、格差が無くなるどころか、社長とサラリーマンの情報格差は、益々、大きくなりました。。。

 

社長と社員の格差は、なくなる!!!

内発的動機で働く、奇跡の研究室、職人集団の実現。。。

しかし、そのようにうまくは、行きませんでした。泣

 

予想は完全にはずれ、社長とそこで働くサラリーマンの情報格差は、
インターネットが、導入される前より、更に、拡大して行きました。
(そして、今、オーナー社長と、そこで働くサラリーマンの差がつきすぎて、大変なことが起きようとしているのです。)

 

今活躍している、小さな会社のオーナー社長は、
情報化社会を、活用した勝ち組です。
ビジネス情報、特に、マーケティング、セールス、マネジメント情報を、
仕入れたオーナー経営者は、どんどん、情報を仕入れて、
自身のビジネスに取り込んでいきました。活用して行きました。

 

そして、会社はどんどん良くなって行きました。

そして、そこで働く私たちも、
情報が簡単に手に入る恩恵を活用させてもらい、
飛躍するチャンスでした。

 

しかし、そのようには、なりませんでした。

そして、会社が良くなる事で、副作用が出始めました。

 

私たちサラリーマンが学んだり、
成長しなくても、回るようになったのです。

社員がアホでも、会社が回るようになったのです。
(私たちサラリーマンの最大のリスクは、クビになることではない。自分の無能さに、気がつきにくい事でることに、なったのです)

 

時代もそのような傾向を、後押ししています。

社員のためにと思い、社員教育をしたり、
新しいチャレンジを強く勧めると、
すぐに、ブラック企業と呼ばれ、
なかなか動かない文句ばかり行っている社員さんの変わりに、
楽しく、いい気持ちで働いてくれる、
海外の人や、ロボットが出現するようになってきています。

※10年前、スマホがこれだけ広がると、
想像した人はいませんでした。

もう4〜5年経てば、現場見学会の接客や、お店の受付は、
ペッパー君でないと、クレームになっているかもしれません。。。

 

オーナー経営者は、更に成長する。

そして、私たちは、更に怠惰になり、退化して行く。

私たちサラリーマンは、誰でも、仕入れる事ができる情報を仕入れない。

昔であれば、
300万支払わなければ手に入れる事が出来なかった情報が、
本屋さんに行けば、立読みすれば
(網倉は、サラリーマンには、立読みをお勧めしています)

無料で手にいれる事が出来るのに、
本屋に行かないのです。

 

本当にもったいない事です。

 

会社の目の前の本棚には、オーナー社長が購入した、
総額でいえば、数百万もするであろう、数々のビジネス情報があるのにもかかわらず、
目の前には、私たちサラリーマンが、今後食って行くための飯のネタとなる、
宝の情報の数々が、置いてあるのにも関わらず、
社長に貸してくださいと、言おうともしないのです。。。

 

 

なぜ、インターネット時代に、情報格差は無くならないのか?

その本質は、どこにあるのか?

さらに、悪い事があります。

それは、今、インターネット時代になり、
私たちにとって都合の良い情報や、興味のある情報、
既にできる事に関する情報しか、
私たちの目の前に、集まらない時代になっているからです。

 

この事は、本当に重要です。致命的な問題なのです。

 

例えば、インターネットで私たちサラリーマンが、
興味のあることを、調べます。

すると、それに関連する情報や、商品、サービスが、
その後、リマーケティングで、私たちを追いかけてきます。

 

しかし、それ以外の情報は、インターネットで、
自動的に、興味の無いものとして、判断され、
私たちの目の前には、現れなくなります。

 

例えば、フェイスブックでも、ツィッターでも、
興味の無いものは、どんどん目の前からきえていく。
興味のあるものだけが、繰り返し、繰り返し、
目の前に現れる仕組みがある。

 

人脈だってそうです。自分と意見があわない人の情報は、
目の前にあがってこないアルゴリズムの中で、私たちは生活している。
(木に食わない人は、ブロックすることができるわけです。)

無意識に、居心地の良い空間、
知っている事だけが存在する空間だけで、
生活する事が可能になっているのが、今の社会です。

 

例えば、私たちサラリーマンに出来ない事があったとしても、
なかなかそれを強制的にさせることは出来ない、時代になりました。

ですから、会社が、よかれと思い、●●にチャレンジさせようと、
セミナーに行かせようとすると、その代わりに、代休を求められる始末。
(オーナー経営者の善意を悪用する社員の構図)

 

例えば、オーナー経営者は、社員を変えようとはしません。

全ては、自分自身の責任で、行動し、ビジネスを行います。
私たち社員が、情報を仕入れようとしなければ、学ぼうとしなければ、
それでも回る仕組み、それでもやっていける組織を、作ってしまうのです。

 

そのようにして、どんどん、機械化され、安い労働力に
(海外の優秀で喜んで、感謝して働いてくれる人)
取って変わられている現実に、
私たちは、気がつく事ができないのです。

 

嫌な事はやらないで良い。好きな事をやりなさい。

できない事にはチャレンジしないで良い。できることをやりなさい。

そのような考えが必要な人、時期もあります。

 

しかし、多くのサラリーマンは、
今、そのような考えが不要であり、逆に、嫌いな事にチャレンジするからこそ、
新しいスキルを手に入れられる。

出来ない事に、TRYするからこそ、
自信も謙虚さも、手に入れる事が出来る。

 

好きな事しかやらない、出来る事しかやらないことは、
そのような自信をつけるチャンスも、
謙虚さを磨くトレーニングの場も、失っている事になるのです。

 

そのような、都合の良い情報の中で、嫌いな事はもちろん、
実は、本当に好きな事にも、全力投球しようとしない、
出来ない事はもちろん、出来る事さえも、更に進化させよう、
磨こうとしないサラリーマンが、
本当に多く排出されている現実があるのです。

 

インターネットをきっかけにすれば、自分が知らない事や、
出来ない事を知る事が出来、その後、行動する事で、

その情報が本や人脈とつなげていき、私たち凡人が、本当に手に入れたいと思う、
全ての情報や体験を、手に入れる事ができる、私は考えています。

そういう意味では、無限の可能性があります。

 

しかし、その無限の可能性は、実は、私たち自身の有限の範囲内での無限です。

 

つまり、インターネット上には、無限のつながりの可能性が、あるのです。

自分が知らない事を調べるから、知らない情報がたくさん検索されます。

できないことができるための情報を探す過程で、知らなかった情報に出会えます。
気の合わない人の気持ちに興味を持つので、新しい価値観に出会えます。

 

しかし、既に知っている情報、既に知っている単語、既にできることで、
情報を検索しても、既に、知っている事しか出てこないのです。

 

 

しかし今、問題なのは、実は情報格差ではない。

行動格差なのだ。

オーナー経営者とサラリーマンの情報格差は、どのくらいなのでしょうか?

オーナー経営者が、毎年数十冊から数百冊の本を読み、
テープを聴き、自分が持っていないスキルの人との出会いをもとめて出会い、
学び続けます。

 

私たちが、1年でどのくらいの本を読み、
あたらしい聞いた事の無いような情報のテープを聴き、
理解できない人を分かろうと、するのでしょうか?

 

多くのサラリーマンは、していません。
(小さな会社の幹部の勉強不足、行動不足に、私は特に、危機感を覚えています)

 

その差は、拡大する一方なのだと思います。

 

そして、更に悪い事に、今問題なのは、実は、情報格差ではありません。

情報を使って、実際に行動するのか? しないのか?
行動格差が、起こっているのです。

 

自分がしらない情報を仕入れていない。
自分が出来ない事の情報を仕入れていない。
だから、知らない情報を知るための行動もしないし、
出来ない事をする行動もしない。

 

行動しないので、半年前と同じ考えで、同じ発言を繰り返しているのです。

 

 

情報格差の二乗倍のスピードで、行動格差は進む。。。

 

情報格差は、まだ良いのです。

しかし、行動格差は、情報格差の二乗倍のスピードで、
ついて行きますので、
私は致命的な問題を引き起こすと、考えています。

 

●●で13年活躍した元幹部が、2年前に独立。

今回会社を、潰しました。

 

2級建築士をもった彼の最初の5年間の活動は、
間違っていなかったと、私は思います。

 

しかし、7〜8年くらい前からでしょうか?

半年ぶりに話しをしても、話している事が、全く一緒。
新しい情報を入れず、自分の都合の悪い情報も入れず、
できないことに、チャレンジしていない事は、明確でした。

 

社長が、サラリーマン社長に経営を譲り、
幹部になってからは、その傾向は顕著になりました。

そして、もう誰も、都合の悪い事を行ってくれる人がいなくなり、
(都合の悪い事を言う私は、松本支店から、追い出されてしまいました。汗)

自ら出来ない事にチャレンジすることもなくなり、
(常に、自分と部下の実力を、彼は比べていました。。。)

過去の技術では、
契約がとれない状態になって、独立しました。

 

今、時代は、確実に動いています。

小さな会社が、そこで働くサラリーマンでも、
本当に楽しく、豊かに、ビジネスをできるほど、
ビジネスの道具は進化し、
すばらしい世の中になりました。

 

しかし、一歩間違うと、自分の力を過信し(勘違いし)、
何も情報を仕入れなくなる、何も行動しなくなる、
危険性も併せて持っているのだと思います。

 

今なら間に合います。

私たち、サラリーマンは、もう一度、情報格差、
行動格差を考え、行動して行く必要があるのだと思います。

 

 

<ご提案したい解決策>

  • オーナー社長とサラリーマンのビジネス脳の活用の仕方の違いを伝える
  • オーナー経営者は、プライベート=カンパニーの世界で生きている。だから、脳の構造上、プライベートで遊んでいようが、ビジネス以外の事をしていようが、それら全てが、ビジネスとつながり、ビジネスのヒントになる。
  • 私たち、サラリーマンは、プライベートイコールカンパニーではありません。ですから、楽しく、豊かにビジネスをし続けるために、5WINになるようなアイデアを次々と生み出し、行動するためには、工夫が必要です。(ビジネス脳のエンジンを切らない事が、重要です。)
    営業なら、魔法の管理表を、365日毎日、朝晩、10分づつ見るべきです。ライフとワークのバランスをとるのではなく、シナジーさせるべきです。ライフを向上心追求型幸福感にし、完結させ、最悪の状況(仕事を苦しみ、休みを快楽にする、不幸せになる充実感のパターンから、脱する事です)を、回避する事です。

 

  • オーナー社長とサラリーマンのリスクの違いを伝える
  • 私たちサラリーマンは、もう一度、自分たちのリスクを考えるべきです。つまり、私たちサラリーマンのリスクは、自分が無能でも、会社がつぶれてくれない事。つまり、自分の無能さに、気がつきにくい事です。

 

  • 成功の反対は失敗ではなく、何もしない事であることを、伝える。
  • 「成功の反対は、失敗ではなく、何もしない事」この言葉は、バージョンを変え、過去、いろいろな人たちに語り継がれてきました。本当の意味で、この意味を理解している幹部は、少ないです。老いとは、自分が分からない事に興味を示さなくなり、自分の出来ない事にチャレンジしなくなった時だと、言う人がいます。私もそのように、思います。今、全国の小さな会社では、年長の社長が益々、若さをキープし、それに続く幹部の老いが始まっている現実があります。

自分が知らない事に、興味や関心を持ち、情報を仕入れ、出来ない事に、チャレンジし行動する。この事こそが、情報格差、行動格差が顕著に現れる世の中で、自らの身を守るための、最大の防御策なのです。

 

今月のお話は、ここまでです。

今回の話しも、社長のためというより、
80%は同じ立場のサラリーマンのために、書かせていただきました。

彼らが、毎回、毎回、同じパターンで、後悔するのが、私は嫌なのです。

今回の話し、もし良ければ、社長の会社の幹部にお聞かせください。
(このレポートを、幹部に見せていただく事でも、OKです)

彼らが、無意識に陥っているパターンに気がつき、
自ら考えるきっかけにしていただけたら、
セルフチェックのきっかけに、していただいたら嬉しいです。

気がついた時が、スタートです。遅すぎると言う事は、ありません。

 

私たちサラリーマン幹部の成長を、厳しく見守っていただければと、思います。
今後とも、引き続き、どうぞ、よろしくお願いします。。。

 

株式会社エル書房 代表取締役
右腕・セカンドオピニオン・プロジェクト
リーダー 網倉博(あみくらひろし)

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七軍曹
東京都出身。高校卒業後、信州で学生生活を送る。卒業後の1996年大手ハウスメーカー積水ハウスに入社。ラッキーパンチで、新人王などの成績を残したが、飛び込み訪問に限界を感じる中、どん底の体験をする。1999年ダイレクトマーケティングに出会い、セールス方法を研究・実践する。 2002年スカウトされ、「株式会社エルハウス」に入社。住宅営業として活躍する一方、2004年にはアメリカ・ボストンにマーケティング留学。帰国後は、長年培ってきた独自のノウハウの継承のため、セミナーを開催するなど、住宅コンサルタント、住宅アドバイザーの育成にも力を入れる。2011年以降は、数社のグループ会社の立ち上げや運営にも携わり、サラリーマン経営者として、活躍。 現在は、工務店の現役役員として、マーケティングと経営に力を注ぐ一方、全国数十社のオーナー経営者、経営幹部・リーダーと共に、メンバーが望む人生を手に入れ、主体的にライフもワークも楽しむ仕組みづくりを行なっている。自称フロー父さん&七軍曹。夫・父・子・リーダー・フォロワー・コーチ・アスリートの1人7役を楽しむ

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